アクエリアスの時代
~新しい文明への移行~⑤ 完結篇
皆さま、こんにちは。
『レムリアの扉 』運命鑑定士
西洋占星学の 惇 レイ です。
世界が危機的な状況を迎える中、星々が伝えるメッセージを、私なりに考察して皆さまにお話してまいりました。
今回は最終章としまして、意識の変容の先にある世界について見ていきたいと思います。
第八章
『新しい文明への移行』
この先、多くの人々の目覚めにより、我々のこの3次元の現象世界は、新たなる「高次の世界」へと復活の道を歩んで行くことになるでしょう。
スピリチュアルの世界では14万4000人の目覚めの時、仏教では「賢劫の千仏」の出現の時に、世界の救いが実現すると言われてきました。
「時は今なり…」との天の声が聞こえて来そうです。
まず、第1話でお話したように5月に入るとすぐに「土星」を掴んでいた「天王星」の強力なアスペクトがその手を緩めます。
それにより、変化の波に溺れそうになりながら、突き動かされるように駆け抜けてきた一連の出来事を、立ち止まって冷静に眺めることができるようになるでしょう。
まだ、その出口は見えそうで見えないものの、重ねて5月6日には、天上に「月、金星、火星」の『グランドトライン』が現れます。
「調和とバランス」のこの幸運の星位は、女性エネルギーと男性エネルギーの完璧なバランスの上に、さらに「月の癒し」のエネルギーが加わわった“聖なる三角形”です。
それは女性性と男性性の「完全なる愛」を象徴する波動であり、度重なる恐怖に傷ついた地球上の人々に、宇宙の音楽ともいうべきハーモニーを奏でてくれることでしょう。
我々がすべきことは、宇宙の声に耳を傾け、その完璧なタイミングで与えられる宇宙からの「ギフト」を、ただ感謝をもって受け取ることだけなのです。
最終章
『グレートシフト』
『グランドトライン』の翌5月7日の満月は、“ウェサク祭”と呼ばれる特別な日の満月であり、毎年世界各地で聖なるセレモニーが行われています。
“ウェサク祭”とはヒマラヤのウェサク渓谷発祥の「ブッダの記念祭」であり、古来より行われている「世界平和の祭典」と言われています。
その日は天上と地上の通路が開かれ、ブッダをはじめ天界のマスターたちが降臨するとされており、生きとし生けるものの幸せのために天の波動が降り注ぐ特別な祈りの日と言われてきました。
人々が集うことも許されないこの困難な状況の中で、一人一人が今居る場所を聖なる祈りの場とし、深く自らの魂と向き合いながら、世界の平和と安穏を祈念する…
この今年の「聖なる祈りのセレモニー」は、牡牛座の「天王星」に対峙する「蠍座の満月」のもと、救いを願う多くの人々の祈りを集結させることとなるでしょう。
物質的豊かさの裏にある不平等を正し、分かち合う社会、誰もが自分らしく生きることを謳歌できる世界…
地球を尊び、他者の幸せを第一に考える人類愛…
この先近い未来に、地球はより高い次元にシフトするため、人々の意識の変容と覚醒を経て、「新しい文明社会」に移行していくことになるはずです。
真のルネッサンス…「再生」と「復興」とは、過去を復活させ再現することではありません。
変化の嵐を恐れずに、地球のカルマを引き受けて、「新しい文明」…より理想の人類社会に向けて舵を切り、勇気をもって「生まれ変わりを果たす」ことなのです。
そうして人類はついにパラダイムシフトを成し遂げ、新しい世界の扉を開き『アクエリアスの時代』の本格的な到来を、高らかに宇宙に宣言することとなるでしょう。
“地球上で起きることを恐れてはならない。
神があなた方の人生に融合するのを恐れてはならない。
あなた方が地球の振動を変えつつある。…それこそが真実である。”
ーグレート・シフトよりー
星を読み解きながら、5回にわたって「新時代への移行」をテーマに解説してまいりました。
長くお付き合いいただきました皆さま、ありがとうございました。
説明の足りない部分もあったかと思いますが、ここで一応の終着点といたします。
“天の意思がなされますように…
そして日々、皆さまにとっての最善がなされますように…”
惇 レイ
本館 9Fレムリアの扉
アクエリアスの時代 ~新しい文明への移行~⑤ 完結篇
20/05/05
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