アクエリアスの時代 ～新しい時代への移行～②

皆さま、こんにちは。

『レムリアの扉』運命鑑定士
西洋占星学の 惇 レイ です。


引き続き「占星学」にもとづいて、世界の現況と今後について読み解いていきたいと思います。

前回は星のメッセージを受け取り、まずは判断を交えず「現実世界を見る」という試みでした。
今回はその先にある「救い」について見てみましょう。

第三章

金星～『女性エネルギーの救い』

日々深刻さを増すこの状況下で、ひときわ輝き、存在感を放っているのはただ一人、愛と調和、女神ヴィーナスの象徴である「金星」です。

物理的には人々は接触を避け、距離を作らなければならず、人と人との絆が断ち切られたかに見える現在…
それでも絶えず「金星」は、宇宙から天の光を地上に降りそそぎ、我々を勇気づけてくれているかのようです。

4月半ばのこの時期、女神「金星」は男性性の象徴「火星」、知性を司る「水星」としっかりとバランスをとりながら調和のアスペクトで強固に結ばれています。

そしてそれらの星々は、ともすれば今にも社会が崩壊しそうなこの地上で、人類が「叡智」を結集して立ち向かい、「愛と信頼」を取り戻すよう、力強く波動を送ってくれているのです。


その存在は“救い”です。


歴史が物語っているように『魚座の時代』…世界は男性エネルギー優位の二元性の支配の中で、戦争や環境破壊をことごとく繰り返してきました。

2020年『アクエリアスの時代』に突入した今こそ、崩れてしまったバランスを取り戻し、傷ついた地球を癒し、理想の社会を再構築しなければならないのだと、宇宙は我々に強力なメッセージを送り続けているのです。


『古代文明レムリア』

1万2000年前に海に沈んだとされる古代文明…レムリア

その時代、日本はまだ縄文時代の初期でしたが、「レムリア文明」は、その叡智と高度なテクノロジーを悪の存在に利用されることを恐れ、自らを海に沈めたとされています。

高い精神性と芸術、クリスタルを利用したテクノロジー、女性性の波動に満ちた「愛と調和」の高次の世界…

その封印された女性エネルギーを解き放ち、「愛と調和」を求める「金星」の存在は、地上の復興のためにその波動の輝きをさらに増しているかのように見えます。

そして人類が失われた叡智に目覚め、負のカルマがもたらした「差別や迫害」「戦争や恐怖」の過去を癒し尽くしたときに、いま世界を覆うこの現象はやがて「冥王星」の意味する“意識の変容”をもって終焉を迎えることになるのでしょう。

人間は母の胎内で輪廻転生を繰り返し、魂の気づきと学びの階段を登って来ました。いま人類は世界規模の生まれ変わりを、母なるこの地球の母胎で体験しているとも言えるのです。

そしてその大きな学びの結果、人間は「世界の仕組み、在り方」を根底から見直し、やがて「平等と調和」を重んじる、より高度な精神性を持った文明へと、転生するかのごとく移行していくことになるのでしょう。


今回は地球を覆うカルマに対して、敵対するのではなく、寛容と優しさ、思いやりの眼差しをもって救いの波動を注いでいる「金星」について解説させていただきました。

次回はさらに星の動きを追って、これからの世界について考えてみたいと思います。



“日々皆さまにとっての最善がなされますように…”

惇 レイ