アクエリアスの時代
~新しい世界への移行~①
皆さま、こんにちは。
『レムリアの扉』運命鑑定士
西洋占星学の 惇 レイ です。
ただ今パルコ店はお休みさせていただいておりますが、その間にこの場をお借りして、現在のこの世界の状況とこれからについて、数回に分けて運命学的に考察してみたいと思います。
今、全世界を覆う地球規模のカルマについては、さまざまなスピリチュアルな分野での解釈がありますが、私は主に「占星学の見方」からお伝えして参りたいと考えています。
少し専門的で堅苦しい内容が続くかと思いますが、どうぞお付き合いください。
第一章
冥王星の力『死と再生』
「冥王星」は物事を根底から破壊し新しく再生させるエネルギーを持った天体です…カルマを断つにはこの星の本当の力を知り、その力を借りて私たちの意識を変えていくしかありません。
2020年…「冥王星と土星」、この2つのカルマの星に、「木星」が重なり合う特別な星位を迎えるこの年、世の中がこれまでにないほど劇的に変化していくであろうことは、数々のチャネラー、霊能者、占術師によって予言されてきたことでした。
社会としても個人としても、大きな節目にあり、予期せぬ変動に見舞われるという可能性は、機会あるごとに繰り返し言われてきたことと思います。
この徐々に拡大する混沌のなかで、今月ついに現実化をもたらす試練の星「土星」が、攻撃的な勢いをもつ「火星」をひきつれ水瓶座へと移動してきました。
そして天体の動きと共に、世界はまるでドラマに巻き込まれたかのような極限の状況に、瞬く間に陥って今日を迎えてしまったわけです。
しかし、どのような状況に見えようとも、“時は今”…
「新しい時代」の扉を開き、現実世界が確実に動き出したといえるのです。
今、我々がいる三次元世界は、遡って二千年間を『魚座の時代』と言い、それは二元性の世界であり、金融支配の価値観のなかで、経済と物質の繁栄が極まった時代でした。
しかしその反面、貧富の格差と差別、不平等が人の意識の奥底に「不安と怖れ」そして「怒り」というネガティブな感情を植えつけてきた時代でもあったのです。
第二章
『トリプルコンジャンクション』
約240年ぶりといわれる「土星、木星」に「冥王星」が重要なアスペクトをもつ今年、その強力なエネルギーを地球は、3月から年末までというかなり長い期間に渡って受け続けることになるでしょう。
社会と責任の象徴である山羊座で起こるこの特別なイベントは、「時代の転換期」を表しており、今後数年にわたる『社会の大改革』を否応なしに推し進めるに違いありません。
また、この世界のかつて経験したことのない激流の中…物質的豊さの象徴である牡牛座に84年ぶりに位置する革新の星「天王星」は、まるで「土星」を後押しし、我々に社会の枠組みを越え、古き秩序を一新させることを強制しているかのようです。
現在、山羊座にとどまる「冥王星、木星」のコンジャンクションは、人類のカルマによる無意識下の「トラウマと怖れ、不安」をおもてに引出し、増幅させ、さらなる徹底的な浄化を求めてきています。
そして、水瓶座に位置する「土星、火星」は、現実世界に戦争と言わしめるほどの勢いで地上に「恐怖」を張り巡らし、拡散させました。
この負のアスペクトの影響は、「火星」が「土星」から距離を置き、勢いを削いだその後も、しばらくその緊張感は衰えず続くでしょう。
そして…翌月になって天王星の強引なエネルギーから解放されることで、やっとひと息ける時間がやってくるのかもしれません。
現在は星位に於いてもピークであり、まだ緊張は解けませんが、次回はそのような中でも救いとなる天体の影響についてお話をさせていただきたいと思います。
“皆さまにとっての最善がなされますように…”
惇 レイ
本館 9Fレムリアの扉
アクエリアスの時代 ~新しい世界への移行~①
20/05/04
75