西洋占星学でみる
【 2022年の全体運 】
新しい年を迎え「今年一年の運勢」が気になるところです。
特徴的な天体模様を読み解きながら、世の中の動きと、未来における希望について探ってみたいと思います。
~完成と始まりを往き来する年~
2022年の最大のイベントは、魚座に支配星の海王星と副支配星の木星が合流することです。
この二つの天体が、前回魚座で接近したのは150年以上前のことで、その影響を受ける今年は魚座の波動に包まれた「特別な一年」となりそうです。
魚座は12星座の完結を示し、ひとつのサイクルの完成を意味します。
今年その場所に座すふたつの支配星は、魚座のパワーを最大限に引き出す役目を果たします。
木星は「幸運と発展の星」海王星は「直感と慈愛の星」であり、この二つの星の魚座での会合は『癒しと思いやり』に満ちた、理想の未来へと広がりをもつイメージがあります。
特に魚座のパワーが最高に引き出されるのは海王星と木星のコンジャンクションを迎える今年前半。
木星は5月始めに一度「サイクルの始まりを示す牡羊座」に入って11月には再び魚座に戻ってきます。
個人的には、あなたの無意識下で「本当に望んでいるもの」は何か…が幾度となく問われる場面がやってくるでしょう。
また社会的には、世界をより良いものに改革していくのは「経済や科学技術」などではなく、人間の魂の本質である「優しさや思いやり」「慈悲のこころや平等心」といった『人間愛』であることに気づかされる機会が数多くもたらされることでしょう。
~新たな時代の希望~
これまで貧困や格差、差別など理不尽な苦しみを生みだしたものは「歴史のドラマ」に縛られた人間の弱さであり、欲望の「カルマの集積」でもありました。
『新たな時代』は地球上の古い社会の枠組みや価値観、伝統さえも越えた先に築いていかなければなりません。
昨年2021年は「抑圧的な土星」と「進歩的な天王星」のせめぎ合いの一年でした。
そしてこの対立が私たちを行動に急き立て、否応なしに世界は前進させられたのです。
今年来年は、土星がまだ「未来と革新の水瓶座」に位置し、抑圧や試練を与えているために、不自由さや不安が消えるには時間がかかりそうですが、
海王星に木星が接近する今年は「自由や理想」に向かって拡大する「楽観的意志」が感じられます。
その影響で、人々が地上に生きる人類としての自信を再び取り戻し「精神面の安定」を得ることが社会を復活させていくことになるでしょう。
また個人としては何があっても「物事を前向きに捉える姿勢」が幸運の鍵となります。
~高次の自己、さらなる高みへ~
『高次の魂』…魚座の波動が、
この新しい社会を根底から創造していくこの年…
人類がここ数年の「共通の困難」を乗り越えた先に見る『ひとつの希望』とは何なのでしょう?
それは個々の人間の「自由意思による選択の多様性」の中に見出すことができます。
「時代の完成と新たなサイクルの始まり」を前にして、誰かに強制されたものではない「自分らしい生き方」の選択。
それは新しいパートナーシップの形であり、夢を叶える自由な働き方であり、
形を変えた家族の姿でもあるでしょう。
高い理想を求めながらときに曖昧になりがちだった「未来への希望」が、いよいよ輪郭を表し、現実化してくる2022年。
一つの時代が終わり、歴史の入り口に立たされている今…私たちに訪れるどのような「変化」をも恐れてはなりません。
新しい時代は、ひとり一人の「意識の変革」によってもたらされるものだからです。
4年前から「富と繁栄の牡牛座」に滞在している天王星は、次のように告げています。
『三次元の物質世界に後戻りすることなく、高次の自己の実現を目指して革命を起こしなさい』
『あなたはさらなる高みに昇る心の準備ができましたか?』
今年その問いに対する「答え」を宇宙に発信するのは「あなた自身」の選択なのです。
運命鑑定士 惇 レイ
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レムリアの扉✳︎西洋占星学でみる【 2022年の全体運 】(惇レイ先生)
22/01/29
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