『天の刻印』
~「月食・日食」の
アストロロジー~⑵
皆さま、こんにちは。
『レムリアの扉』運命鑑定士
西洋占星学の 惇 レイ です。
いよいよ夏至の「部分日食」が、目前に迫っています。
日本で夏至に『日食』が起きるのは、372年ぶり…徳川家光の時代1648年以来のことで、次回は実に800年後と言われています。
この歴史的にも稀な天体のイベントは、地球にいる私たちに、何をもたらそうとしているのでしょうか…。
さて、今回『食』についての第2話は、「月」の波動と浄化のエネルギーについてお話したいと思います。
第二章
『月の魔法』
皆さまの中でも「月」のエネルギーを活用し、満月の波動を取り込んだムーンウォーターなど、日常に取り入れている方は、多いことと思います。
「新月」には願い事をし「満月」には成就したかどうかの振り返りをする…
その時「満月」の波動は、“許しや手放し”を促すと共に、何より“浄化のエネルギー”を最大限にもたらすと言われています。
「満月」の下に水を置いて、その波動を移して、体内に摂取したり、日頃身につけている「パワーストーン」が吸収した邪気を浄めて、本来のエネルギーに戻したり…
「パワーストーン」と言えば、月の名前がついた“月光石”をご存知かもしれません。
女性性を高め、月のパワーを秘める石、また、愛を伝える石とも呼ばれる別名“ムーンストーン”は「月の満ち欠け」に従い、形が大きくなっり小さくなったりする不思議な現象を現すと伝えられています。
強力な「月」の浄化のパワーを利用することは、古代文明の時代より人類に伝えられてきた、スピリチュアルな叡智のひとつです。
また「満月」の神秘の波動のもとで、瞑想やワークを行うことは、「月」の浄化の作用が、よりその効果を高めてくれます。
密教においても、古来より『月輪観(がちりんかん)』と言われる瞑想法が伝承されており、それは「月」を観想しながら意識を集中し、マントラを唱えて、自分と「月」を同一化して心を清めるという修行です。
『月の暗示』
「月」は地球を28日かけて公転する唯一の衛星であり、占星術では女性性の象徴であり「蟹座」の守護星でもあります。
近頃耳にする「月星座」と言われるものは、あなたが生まれた時に、どの星座に「月」が入っていたかを重視して星を読むものです。
「太陽星座」が“本人の基本的な性格”と言われ、あなたが社会的に見せている顔や、主な行動の傾向を示すのに対して、「月星座」はもっと親しい人にプライベートで見せる顔であり、内面的な感情の働きや、無意識下の行動を紐解くものになっています。
「月」のパワーは強力で、石や水の波動を変化させるくらいですから、もちろん人間にも、様々な影響を及ぼしています。
時には、女性のサイクルに共鳴して、周期的に感情をゆす振ったり、落ち込ませたりすることもありますが、それらも潜在的なカルマを浄化するために、必要で起きていることと捉えると良いでしょう。
「月」のエネルギーは、我々が家の中に居ようと、雲に遮られていようとも、誰にでも平等に行き渡っています。
そして、直接に浴びることはなくとも、それは夜の闇を照らしながら、人の潜在意識に静かに、深く染みこんでいくものなのです。
中でも、不思議に思われるかもしれませんが、母親のお腹の中で羊水に守られている胎児には、その波動の影響は、ストレートに届いており、誕生後の人生に大きなシナリオを刻んでいきます。
まさに、生命の神秘といえる「月」の導きによる「運命の刻印」は、天からのギフトであると共に、これから地上に誕生しようとする生命に対する、重要な「テーマ」を暗示しているものでもあるのです。
2回目の今回は「月」の及ぼす影響について見てまいりました。
次回最終話は、アストロロジー(占星術)における「食」の意味について、さらに核心に迫ります。
“地上に月の波動が、降りそそぎますように…”
惇レイ (Jun-ray)
https://lemuria-sendai.amebaownd.com/posts/4152791
本館 9Fレムリアの扉
『天の刻印 』~「日食・月食」のアストロロジー~⑵
20/06/20
24